むし歯のかかりやすさを調べる
サリバテスト(唾液検査)

虫歯予防

サリバテスト(唾液検査)とは?

むし歯は細菌によって起きますが、その程度は、環境や個人の体質によるところが大きいので、正しい予防には、詳しい検査がとても大切になってきます。
唾液はむし歯のかかりやすさを左右する重要な要素です。
唾液を調べる事を「サリバテスト」と言います。あなたのむし歯のかかりやすさが判ります。
検査の結果と生活習慣なども考えて、あなたのためのオーダーメイドの「予防プログラム」をつくる事ができます。
また検査に痛みはありません。約15分で終わります。

サリバテストイメージ

唾液は、強い味方です

う蝕(むし歯)に対するもっとも大きな抵抗力は唾液です。
分泌量が多いほど予防効果は高くなります。
唾液が増えることにより緩衝能が高まり、歯の石灰化を促進します。
プラーク中のミュータンス菌を減少させ、むし歯をつくる酸産生を抑制する効果です。
また、100%キシリトール配合ガムを長期摂取(1日3回、3ヶ月以上)すると効果的です。

プラークとは?

歯の表面についた白っぽいネバネバしたもの。
歯垢とも呼ばれ、生きた細菌の大集団が苔のようにヘバリついているもの(食べかすではありません)。
むし歯や歯周病の原因となります。

食事の後すぐ、むし歯は始まっています

物を食べると、ひとの口の中は酸性になり、脱灰(だっかい:歯のエナメル質や象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象)が起きます。

簡単に言うと、物を食べて2~3分後には、むし歯は始まっているのです。
それを唾液の力で防ぐことを、脱灰に対して『再石灰化』といいます。
食事をするたびに、歯の脱灰は起こっています。
また、唾液により『再石灰化』も同じように始まります。

ところが、一度脱灰が始まってから、元の状態に戻るには、時間がかかります。
その間にまた物を食べると、『再石灰化』が追いつかなくなり、 むし歯の進行を止めることが出来なくなります。

また寝ている間は、唾液の分泌量が少なくなり再石灰化が進まなくなります。
ですから、寝る前に物を食べるとむし歯になりやすいのです。

食事の回数と再石灰化・脱灰

食事の回数と再石灰化・脱灰

サリバテスト(唾液検査)の詳細です

  • 診療時間:約15分
  • 費用:検査のみ 3,000円
  • 費用:検査+予防プログラム 5,000円

費用はすべて消費税別

  • GARALLY