大分県臼杵市にある臼杵石仏を見に行ってきました。
観覧券集配所を過ぎると
すぐホキ石仏第一群の九品の弥陀像が見られます。9体の阿弥陀如来像が刻まれ、平安末期頃の作と言われています。
その左隣りに阿弥陀三尊像があり、臼杵石仏の中でも最も優れた石仏の一つと言われています。
そこから階段を少し登ると、ホキ石仏第一群の冥府で亡者の罪を裁き救済する地蔵十王像があり
続いて如来三尊像が三つ現れます。
如来三尊像
如来三尊像 ここから少し山道を登ると
山王山石仏です。3体の石仏で中尊に大きな如来座像をすえ、左右に脇尊としての如来座像を配す珍しい形式をとっています。
山王山石仏から少し下ると、臼杵石仏の中心的存在である大日如来像を中心に配す曼荼羅を構成する古園石仏です。
中尊の大日如来は端正で気品ある表情で評価が高く、平安後期頃の作とされています。
大日如来 日本の石仏の中でも最高傑作の一つと言われています。